月初め、保険カルテは通常通り社会保険診療報酬支払基金へ電送されます。
基金からすると検査や採血が無くなって急に請求額が減る事になりますし、何より患者が治験に参加している事を把握する必要が出てきます。
このお知らせ用紙が「治験概要」と呼ばれるもので、治験開始時、製薬会社から提供されるものです。
治験名や治験薬コード、製薬会社名等の情報に加え、患者の治験参加期間が記されたものとなります。
医事課では患者の明確な参加期間が分からないので、レセの時期に合わせてCRCから期間を連絡します。
長期に及ぶ試験だと、終了予定日を記載した同じものを毎月毎月使ってもらい、実際終了した月に、きちんとした終了日を連絡します。
治験の患者さんについて、医事課は通常のレセプト電送に加え、
①レセプト内特記事項欄への「薬治」の記載
②「治験概要」の添付
これについて、治験開始時、保険外併用療養費制度と共にCRCから医事課担当者へ説明します。
日を調整し、医事課担当者全員にプレゼンテーションする事もあります。
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